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Twitterで数学に関する話題を発信しています。本家のサイトはログインしなければ閲覧できない仕様になってしまったので,当サイトに移して誰でも見られるようにしました。(2023.8.1)

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

中2で多角形の外角の和が360°で一定であることを学習します。何角形であっても一巡りするのに進行方向が合計360°変わるのに変わりないということですが,それは円でも同じです。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

そう考えると,円は∞角形みたいなもので,その小さな外角を∞個集めたら360°になると言えそうです。この発想は,後に曲率やその積分という考えにつながっていきます。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

(初項+末項)×項数÷2で和が求められるのは等差数列に限りません。項差に対称性がある数列であれば同様に使えます。例えば,300以下の自然数のうち30と互いに素である数の総和を求めるなら,(1+299)×80÷2=12000です。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

そして,こういうことは高校生より小学生の方がよく気付きます。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

等差数列の和の公式 (初項+末項)×項数÷2 は,台形の面積の公式 (上底+下底)×高さ÷2 と同じなので,小学生には「台形公式」という名前で教えます。形が同じというだけでなく,公式が導かれる原理まで全く同じだからです。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

高校の数列は,小学生のときに受験算数を学習したかどうかによって有利・不利が大きく分かれます。受験算数には規則性という分野があり,そこで数列を直接的に捉える生の感覚が鍛えられるのですが,学校算数しか経験していない人にはそれがありません。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

極値を調べるならまず微分してみるというのはいいですが,微分係数が0でも極値点とは限らず,逆に極値点でも微分可能とは限らないので注意して下さい。混同しないようにするためには,極値の定義を正しく把握しておくことが大事です。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

微分係数が0である点を「停留点」といいます。これを知っておくと,話が整理しやすいかも知れません。停留とは,そこで値の変動が一瞬止まることを表しています。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

2=2.000…,3.4=3.4000…と思えば,整数も有限小数も循環小数です。有理数は「整数または有限小数または循環小数」といいますが,循環小数にまとめることもできます。

浜田昌宏 / 浜田塾@hamadajuku

有理数と無理数の境目は,小数表示では「無限小数になって循環するかしないか」といまいちパッとしませんが,連分数表示では「有限か無限か」だけでとてもシンプルになります。