個々に応じる指導

完全個別指導です

浜田塾は生徒1人1人の能力・目的に応じて学習指導を行います。全員に一定のカリキュラムや教材を適用するのではなく,それぞれの生徒に最適な内容を考えて指導しています。授業は生徒1人と浜田のマンツーマンです。同時に2~3人の生徒を見る個別指導ではなく,本当に1人だけのために授業を行っています。

集団指導の経験から

以前に集団指導を11年経験しましたが,そこではどうしても解決できない問題がありました。指導者の視点で考えてください。この説明ではあの子には難しいのではないか。こんな問題ではあの子は退屈するのではないか。そう分かっていても,その場ではクラスの平均くらいの授業をするしかありません。授業だけではなく教材を選ぶときも,プリントを作るときも,宿題を出すときも,指導者はいつもこの"クラス内格差"に悩んでいます。どこに合わせても誰かには合わないのです。

算数・数学指導の難しさ

算数・数学は,この"クラス内格差"が特に大きい科目です。さらに,生徒1人1人についても「計算は得意だが図形は苦手」というように分野間格差があります。それだけ生徒による学習ニーズのばらつきが大きく,集団指導の難しい科目と言えます。また,そのような中で自分に合わないレベルの授業を受けるとマイナスに働いてしまうことも少なくありません。分からない授業が続けば自信を失い,逆によく分かっているのに繰り返しを強いられたらやる気を失います。

さらには,1回の授業の中でも生徒の到達度に差がつきます。これをどう調節するか。先行する生徒を足止めしながら,遅れる生徒にはやや無理をさせて,何とか全体に合わせるという授業が行われているのが実状です。しかし理想を言えば,できる生徒はどんどん先に進ませ,遅れがちな生徒は分かるまでゆっくり丁寧に指導するべきなのです。

だからこそ個別指導

このような性格の科目だからこそ,算数・数学には個別指導が有効です。授業の中で生徒1人1人の到達度を測りながら,それに合わせてリアルタイムに指導内容を調節する必要があります。さらに学習を安定的に進めるためには,カリキュラムや教材も生徒に合わせて選ばなければいけません。それにはやはり個別指導が適しています。

生徒から見れば

算数・数学は授業の中で頻繁に疑問が生じる科目です。分からないこと,確認したいこと,あるいは頭を整理するために「ちょっと待って」と言いたいことはよくあります。個別指導であれば周りに遠慮することなくその時に質問することができるので,授業の中で疑問点を残さずに進むことができます。

先取り,反復,緩急自在

生徒によって理解のスピードは様々です。しかし多くの塾には「標準進度」というものがあります。学年やクラス間の引き継ぎを考えると,どうしてもそれに合わせなくてはなりません。しかし,クラスの中には標準進度が合わない生徒も当然います。「この子を個別で教えることができたら,中1だけで3年分全部終えてしまうだろう」という高い能力を持った生徒もいれば,「このままの計算力で進むと確実につまづく。本当は戻り学習が必要なのに」という生徒もいます。しかし集団指導の場ではただの理想論です。思うだけでなかなか実現はできません。

そもそも学年別に学習内容を定め,標準進度を決めているのは,多くの教育現場には大勢の生徒をまとめて効率よく指導しなければならないというやむを得ない事情があるからです。浜田塾にはそのような制限はありません。面白いから早く習いたい。よく分からないからもう一度。テスト前だから戻って練習したい。そう思えば,一般的な進度から外れても構わないわけです。そういった柔軟な対応が簡単にできるのも個別指導の大きなメリットです。