個に応じる指導

完全個別指導です

浜田塾は生徒1人1人の能力・目的に応じて学習指導を行います。全員に一定のカリキュラムや教材を適用するのではなく,それぞれの生徒に最適な内容を考えて指導しています。授業は生徒1人に講師1人のマンツーマンで行っています。

集団指導の経験から

算数・数学は生徒による学力差が大きい教科です。クラスの全員に同じ方法で指導すると,どうしても一部の生徒に無理が生じます。授業の進め方,説明のしかた,使用する教材,宿題の内容や量など,生徒ごとに必要とされているものは異なります。さらに,1つの授業の中でも,生徒によって到達度に差がつきます。それでも集団指導では1人1人に応じることはできず,クラスの平均に合わせることでできるだけ無理のない対応をするしかありません。以前に集団指導を11年経験しましたが,このクラス内格差の問題には常に悩まされてきました。

それぞれの生徒が必要としている内容を分かっていながら,指導形態上それを諦めるしかないのは残念なことです。浜田塾では誰に対する学習指導も決して妥協したくないという考えから,全ての学習指導を完全個別制で行うことにしました。

指導者は固定

当塾の指導者は浜田1人です。小・中・高を通じて指導者が変わることはありません。これは,生徒の学習経歴(これまでに何を学習し,どこまで理解しているか)を完全に把握できるという点で,指導上非常に大きなメリットになっています。

少人数制

講師は1人だけ,1回の授業で教えられる生徒も1人だけなので,あまり多くの生徒をとることができません。時間割の上では,1週間あたり最大25コマ分の生徒を受け入れることはできますが,限界まで授業を埋めてしまうと私に余裕がなくなって指導の質に影響します。生徒から見ても様々な面で利便性が悪くなってしまいます。そこで,授業は最大で全コマ数の6割にあたる15コマまで,生徒数では約半分の13人までという制限を設けました。どちらか一方でも上限に達した時は,それ以上生徒は受け入れません。

指導内容は様々

各生徒の目的・能力に応じて,様々な学習指導が可能です。

  1. 高校受験・大学受験に向けた数学の入試対策
  2. 学校で学習している内容の予習・復習
  3. 学校の定期テスト対策
  4. 数学につまづいている生徒に,過去の内容の学び直し
  5. 学力に余裕のある生徒に,上位学年の先取り学習

1は進学塾,2・3は補習塾でも普通に行われていますが,4・5までできる柔軟さが当塾の特長です。必要があれば今の学年に関係なく,学習内容を進めたり戻りしたりできます。

例えば,学校の授業についていけなくなったという中3生が入塾したとします。診断の結果,中1の方程式に最初のつまづきがあり,それに関係する内容が次々と分からなくなっている状態であれば,まずは中1に戻って方程式の学び直しから始めます。それができたら,中1~中2の各分野から関連する内容をピックアップして練習し,中3内容に接続できるように整えます。

他での学習を考慮

生徒が学校や他塾でどのような学習をしているか,常に確認するようにしています。あちこちで習う内容があまり離れていると,その間の調整がうまくできない生徒もいますので,その場合は学校や他塾に合わせてこちらの指導内容を調整しています。

個別指導の厳しさ

自分に合った指導を受けられると言っても,決して楽に成績が上がるわけではありません。当然それなりの努力は必要です。むしろ,無駄なく鍛えどころを突いた指導を受けることになるので,手の抜けないトレーニングが連続することになります。

また,数学は積み上げ学習なので,ある内容が理解できない限り先には進めない箇所が多くあります。重要な所は分かるまで教えますが,それは分からないと先に進まないことでもあります。自分ができるかどうかで授業の進行が決まるというのは,集団指導にはない厳しさです。