授業の進め方
ミーティング
授業の始めにミーティングがあります。学校で新しく習った内容,試験の結果,宿題の出来などの報告を受けます。必要に応じて宿題の質問に答えたり,今日の授業に対するリクエストを受けます。学校の授業で分からないことがあった時も,ここで質問してください。
授業テキスト
生徒ごとに主とするテキストがあり,それに沿って授業を進めていきます。一般的な塾用テキストを使うことが多いですが,適切なものがない場合は自作のプリント教材を使います。学校や他塾(掛け持ちの場合)で使っているテキストも考慮して,併用効果の高い教材を選ぶようにしています。
説明と演習
新しいことを学習するときは,導入と基本事項の説明があり,その後問題演習を行います。この流れは他の一般的な授業と変わりません。問題を解いている様子を見てアドバイスをしたり,理解不足があれば説明を補ったり,必要があれば練習問題を追加して定着を図ります。
問いかけ
私から質問することもあります。単に問題に対する正解を言ってもらう質問ではなく,アイデア,予想,感想など,頭の中に浮かんでいることを言葉で表現させる質問です。思考力や表現力を伸ばす指導の一環です。
集団指導と違って発言は自由です。問いかけがあった時に限らず,思ったことがあれば遠慮なく言ってください。
PC・iPadの利用
PCを使って説明を補います。例えば,図形や関数のグラフの動きを見せるときはGeoGebra,数式処理や計算を使った実験はMaxima,統計の説明にはExcelを使います。
板書はiPadに書き,PCの画面にミラーリングして見せています。黒板やホワイトボードより多彩な表現が可能です。板書内容を授業後に印刷して渡したり,過去の板書を呼び出して振り返ったりもできます。
宿題
授業で学習した内容を定着させるために宿題を出します。余裕があれば,さらに力を伸ばすための発展問題や,理解を深めたり知見を広げるための課題を追加します。定着が弱いときは,単元修了後でも継続的に練習問題を出します。
宿題は生徒やその習熟度によって変わります。授業の内容を受けて,準備しておいた宿題を授業後に差し替えることもよくあります。
解答の使い方
宿題には解答・解説もあわせて渡します。解いた問題はすぐに答え合わせをしてください。答え合わせはただの正解・不正解の判定ではなく,やり方次第で大変効果の高い学習になります。ミーティングで宿題をチェックする時に細かく指導します。