授業の進め方

浜田塾の授業の主な流れを紹介します。

学習テーマと目標の設定

前回の授業の確認,宿題の出来,学校で新しく習ったこと,学校のテストのこと等々,授業はいきなり始まるのではなく,最初にいろいろな話し合い(ミーティング)を行います。いわば毎回個人面談があるようなものです。この中で私は今日の授業計画の調整を行い,生徒には今日学習することの目標や位置づけを明確にしていきます。

聞きっ放しにはさせません

新しいことを学習するときはまず説明がありますが,聞きっ放しにはさせません。途中で頻繁に問いかけがあります。マンツーマンなので生徒の側も主体的に話の進行に関わります。この点では説明というよりディスカッションに近いかも知れません。そうやって私は生徒の理解度をチェックしながら,同時に生徒の頭を常に活性状態にしています。

問題を解くときは…

生徒が問題を解いているとき,私はその様子をじっとうかがっています。これは,解けるかどうかを見ていることはもちろんですが,むしろ何を考えているか,どこに不安を持っているかという,答案だけでは見えない部分を観察しています。それに,私はあえて事前にすべては与えず,少しの"なぞ"を残していることもあります。この中で生徒はさまざまに考え,反応をしますので,それをふまえてさらに必要な説明を付け加えたり,ポイントを整理したりするようにしています。

反復練習の時間

1つ問題が解けただけで定着するとは限りません。通常は類題を使って反復練習を行います。私はあまりお節介は入れないで,時々進み具合を見る程度にしています。テストの時と同じように,周囲を気にさせないで自分の中だけで思考させる時間も必要です。終わったら答え合わせをし,その出来に応じて次のステップに進むことができるかどうか検討します。全員が一定の練習をすれば自動的に次に進む集団指導とは異なるところです。

リクエストに応じて

授業前のミーティングのとき,何かリクエストはないか聞きます。すると,学校の授業でよく分からなかったところがあるのでその説明を聞きたいとか,苦手な問題があるのでもう少し練習をしたいなど,さまざまな要望が出てきます。こういうときは,生徒が今勉強したいと思っていることを最優先します。生徒のモチベーションに合わせて教えることで,高い学習効果が生まれるからです。

宿題もあります

新しいことを学習した場合,次の授業まで何もしないと忘れてしまいますので,家庭でも反復練習ができるように宿題を出します。ただし,全員に同じ宿題を課しているのではなく,今日の到達度やその他の事情(試験中かどうか,他塾の宿題もあるか等)も考慮して,無駄に負担をかけないように配慮しています。